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最新情報

今月はビザ・移民申請に関する最新情報について

■Post-Graduation Work Permit
2019年2月14日付にて、Post-Graduation Work Permit (“PGWP”) に関するルールが改訂となりました。
•卒業が決定した日から180日間以内に申請可能 (改訂前:卒業確定から90日間以内)

•申請時に有効なStudy Permitを保持していなくても申請が可能だが、180日間の間にStudy Permitが有効な期間があったこと (改訂前:申請時に有効なStudy Permitを保持している)
今まで卒業が決定してから慌ててPGWPを申請していた留学生にとって、この改訂はとても良いニュースではないかと思います。卒業後に母国へ一時帰国してからカナダに帰国後PGWP申請する、就職活動の準備が整い次第申請する、カナダ国内で引っ越しを予定しているので、卒業したと同時に引っ越しして落ち着いてから申請する、卒業旅行に友人と一緒に行き、気持ちをリフレッシュしてから申請する、など。PGWPはJob offerが無くても最大3年間まで申請できるOpen Work Permitですので、180日間の間に自分のタイミングで申請し、移民申請に向けて就職活動を開始することができるかと思います。

■Parents and Grandparents Program
両親、祖父母カテゴリーにおける移民申請が、ますます難しくなっています。

2019年度は2018年度に不評であった「抽選式」ではなく、「先着順」での申請となる、との大臣の発表を受けて、1月28日東部時間午後12時のカテゴリーオープンに向けて昨年末から緊張感が高まっていました。申請を希望するスポンサーは、「10分程度で入力が終了する」内容の申請希望フォームに必要事項を入力し、2019年度の受け入れ上限である27,000ケースが埋まる前に申請すること、という指示が出されていました。

オープン当日、蓋を開けてみると100,000人以上の申請希望者がWebsiteにアクセスし、肝心の申請希望フォームを(ブラウザのRefreshボタンを何度も押しているにも関わらず)ロードすることができぬまま、午後12時8分には上限受け入れ数に達したのでクローズします、という理不尽なメッセージが出て終了してしまったという状況でした。

これに激怒した申請希望者が移民局のFacebook、Twitter、移民局大臣のTwitterなどに殺到し、「何が公平な申請方法だ、結局いかに早いネット環境があり、いかに早くタイピングできるかの競争ではないか」「私達は何年もカナダでしっかりと働いて税金を収めている。いつになったら親と一緒に暮らすことができるの?」「ティーンエイジャーの頃好きなロックバンドのコンサートチケットを取ろうとした時より最悪な申請方法だったわ」「障害を持つ人が申請したい場合にはどうすればいいの?」「英語が第一言語じゃない人がほとんどなのに、8分間の内に全ての情報を正しく入力しろ、っていうこと?」などと怒りのメッセージを書き込みました。またニュースや国会においても連日この申請方法が正しかったのかという論議が行われていました。

カナダはご存知の通り、世界各国から移民してきた人達に支えられている国です。まず自分がカナダに移民し、生活の基盤を築いてから両親・祖父母を呼び寄せたいという人はカナダ国内に数えきれない程いると言われています。従っていかに「公平な」手順で「限られた人数の」申請者を毎年選ぶか、ということが移民局の課題とされています。今回の出来事について現移民大臣(Ahmed Hussen氏)の言い分は「Conservativeは、両親・祖父母のカテゴリーにおいて167,000ケースを遅延させ、審査期間も7年間だった。Liberalは審査期間を2年間に短縮し、遅延していたケースの審査を完了した。審査方法に問題はなかったと認識している。もし申請できなかった人は両親・祖父母をSuper Visaにて呼び寄せれば良い。」というものでした。

両親・祖父母カテゴリーにおける申請方法について政府の方針が迷走している中、それでも希望を持って「また来年トライしよう」「来年こそは申請できるといいのだけれど」という方は沢山いらっしゃいます。高齢化が進む中、離れて暮らす両親・祖父母を呼び寄せるための申請さえもできず、どんどん年老いていく・・・という残念な状況が続いています。このカテゴリーにて申請を希望している方は、関連ニュースを常にチェックされることを強くお勧め致します。